こんにちは、nonoです。
ようやく、空き家になっていた実家について、無事に売却の契約まで完了しました。
あとは、決算により契約金額の受け渡しが完了してお引渡しが完了します。
少子高齢化の影響もあり、実家の周りにも空き家が非常に増えてきている状況です。その中で、空き家を売却することはとても大変なことでした。なかなか買い手がみつからず、その間もお家の劣化は進みますし、草もぼうぼうに生えるため、何かしらの手入れが必ず必要になってきます。維持することにも、お金がかかります。もし、災害などで近隣の方にご迷惑をおかけしたりする心配もあります。
祖母のお知り合いの方から偶然にもお声かけいただき、無事に売却が決まって本当にほっとしました。
一方では、心の片隅には、私が生まれ育ったお家を手放すことに、とても寂しさを感じる気持ちもあります。先日、荷物をすべて整理してしまい、主のいなくなったお家はがらんとしまいました。
祖母も父もいなくなってしまい、私もここに戻ってくることはないため、いつかは整理しなければならないものでした。しかしながら、感傷的にな気持ちもあり、積極的に売却に動くことへのためらいも一部にあったように思います。
ここで私は生まれて、父と祖母の3人家族で育てられました。長い時間の中で、楽しかったことや辛かったことがいろいろありました。すべて含めてたくさんの思い出があります。そして、苦しい時期も雨風をしのぎ、家族を守ってきてくれたお家です。
私のルーツであり、それを失うことになるということは、かなりの寂しさを感じさせました。
しかし、祖母のお知り合いの方からお声かけいただいたのは、祖母が天国からお家の処分に力を貸してくれたように思うのです。その不動産会社さんや、最初からお世話になっていた不動産会社さん、どちらも本当によくしてくれています。とても感謝です。
そのようなご縁をもらえたのも、祖母や父の生前の人望のおかげなのではないかと強く思います。
自分にも家族があり、子供が２人います。自分も誠実に正しく生きて、人に対して実直に誠実であることが本当に大切なことだと改めて学びました。
自分が一生懸命に正しく生きようと努力することで、自分だけではなく、将来の子孫の助けになる可能性があるのです。そのように考えて、日々の生き方や行動をよりよくするように、常に心掛けていきたいと強くおもいます。
４０年近くの間、家族を守ってきてくれたお家にありがとう。これからは、私が全力で家族を守っていきます。
どうもありがとう。
