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お金を稼ぐ

本紹介#3:論語と算盤

こんにちは、nonoです。

昨日、渋沢英一さんの「論語と算盤」(現代語訳)を読みました。YouTube大学の中田さんや、リベラルアーツ大学の両学長がオススメしてくれていたことで、とても興味がありました。

タイトルからするととてもお堅い本に感じますよね。私も、ハードルが高そうな高尚な本かなと思っていたのですが、200ページくらいのとても読みやすい本でした。よくPHPとかであるような厚みと大きさです。

読んでみて、とても良かったですね。

お金を稼ぐことと、道徳的に正しいことは両立する!

渋沢英一さんがおっしゃるのは、お金を稼ぐことと、道徳的に正しいことを行うことは、全く相反する行為ではなく、一致しているということです。

私はお金持ちじゃないのですが、よくテレビではお金持ちの脱税とかインサイダー取引、贈賄などのニュースがあっていて、お金持ちってみんなこんなことしてお金持ちになったのかなと感じることが昔はありました。

それから、読書が好きで、やっぱり悪いことをしている富豪というのがよく出てきます。だいたいが、そういう人が悪の組織の黒幕だったりします。その方が、エンターテイメントとして面白いからですね。

だって、お金持ちで人間的にも道徳的にも優れていたら、貧乏人は何にも面白くないでしょ(笑)

一般的にそういうストーリーが好きなので、商業的に作られたイメージもありそうです。

しかしながら、お金持ちでありながら社会貢献をたくさんしたり、社会にプラスの影響を与えている富豪もたくさんいるのです。そして、そういう方達の繁栄は非常に長く続くのです。

例えば、マイクロソフトのビルゲイツさんとか、日本で言えば、稲盛和夫さんなんかが私のイメージにパッと当てはまります。

誠実に行動してお金持ちになることが重要なことです。誠実だけでは、この日本が発展しません。周りの人を幸せにすることもできません。お金は中立であり、お金の稼ぎ方と使い方に善悪があるのです。そして、資本主義社会にあって、お金は持っていなければ、自分も家族も社会も救えないのです。

もちろん、渋沢さんは哲学として「論語」を中心に置いており、不誠実なことで儲けることは全く推奨しません。むしろ、成功・失敗とは、自分が正しい誠実だと思う行動を続けることによる残りカスに過ぎないから、まずは誠実に生きろというメッセージを私は感じました。

ただし、誠実に生きていれば、結局一番成功に近づく可能性が高く、論語の生き方が経済的成功につながるのだと教えてくれているのだと感じました。

これは本当に大切な視点ですね。自分が身近な人(家族や、会社の同僚や、友人など)や社会に対して、どのような貢献をしていけるのか、それを誠実に追求することが、本当に価値あるビジネスになるのだと思います。

「誠実に生きる」を心に誓って、改めてここから一生懸命に生きたいと思います。

そして、このブログも、読む人にとって少しでも価値があるものになるようにしていきたいです。

本業も、お客様に価値を提供できるように「情熱」(本の中では「趣味」と表現されていました)を持って一生懸命取り組んでいきたいと思います。

どうもありがとう。