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本紹介#4:「マインドセット」成長マインドセットを持つことが大切!

こんにちは、nonoです。

成長マインドセットという言葉をご存知でしょうか。キャロル・ドゥウェックさんの「マインドセット」という大変有名な本に出てくる概念です。

「人間は努力によって成長し続けることができる」と考えることが大切である。

細かい説明は本を読んでいただいた方がはるかにわかりやすいので省略しますが、「人間は努力によって成長することができる」ということを本気で信じることができる、というニュアンスです。

これはすごく大切な概念だと改めて思っています。人間の能力や実力を決めるのは「才能」ではなく「成長を信じて努力すること」だと、本気で信じることって、実は結構難しいのではないでしょうか。

世の中は全く平等ではありません。もともとの能力とかスペック、例えば論理的思考力や記憶力などが高い人がいます。自分から見るとそう見えるという意味でも良いです。

自分から見てすごい能力が高いなと思う人は、自分が超えられない壁(例えば、試験の成績だったり、スポーツの成績だったり)を軽々と超えて行っているように見えてしまいます。

このとき、すべての成果を才能のおかげだと思ってしまった場合、努力するのがバカバカしくなって努力をしないということになってしまいます。

もちろん、元々の才能や能力に違いがあるのは間違いありません。その才能豊かな人と同じことができるとは保証できません。

しかし、成長マインドセットで大切なことは、その人と比べることではなく、過去の自分と比べた時にどこまで成長ができるかということです。

自分が精一杯努力して辿り着いたレベルであれば、威張る必要はないけれども、胸を張っていいのです。

私は、改めてこのことの大切さを感じています。

落第生だった私。

先日、実家の片付けをしていて、小学校からの成績表が出てきました。はっきり言って、ひどい成績でした。。。小学校の時は、平気で0点を取っていたので、オール2でした。かろうじて1は免れましたが、、。

0点というのは、結局、テストに記入しなかったのです。小学校の時が一番グレていましたから、真剣に学校に参加していませんでした。かなり問題を抱えて子供だったと思います。

小学校の時が一番ひどく、中学校、高校と少しずつマシにはなってきていたものの、改めて、私は全く優秀ではないです。むしろ、要領も悪いし、頭は全くよくないと痛感しました。

それなのに、自分はなんとか優秀だと思い込みたいという、自尊心というか虚栄心が非常に強くて、テストの成績悪いと異常に不機嫌になって、もともと自分が嫌いでしたが、もっと大嫌いになるということを繰り返していましたね。

そこの根底にあることの一つとして、良い成績や成功の理由は、才能であり優秀である事、という間違った認識がありました。

才能があれば成功できると考えていたので、そもそも勉強なんてあんまりしなくても才能があるやつは成功するんだと、心のどこかで思っていたと思います。

もちろん、程度の差はあれ、才能の差は必ずあって、ちょっと勉強しただけで、自分よりもはるかに良い結果を出す人はいます。

でも、自分はそいう人にはなれないのです。

その時どうすのか。それは、自分の持てる力を限界まではっきできるように努力することです。それによって、自分の目標達成に向けて努力することだけです。

自分より才能があって成果を出している人を気にする必要はなくて、優秀ではない自分が努力でここまでできたということに着目することが大切なのです。

継続した努力で達成できたことに自信をもつこと。

私は本当に出来が悪い人間です。それによって、真剣に勉強して15年かかってTOEICは770点取れるようになりました。

情報技術者試験も、基本情報技術者試験で5〜6年連続で落ちていましたが、なんとか独学で応用情報技術者試験まで合格するところまでたどり着きました。

今は、高度試験の情報セキュリティをまず取得したいと頑張っています。なかなか合格できませんが、もともとが優秀ではない平均以下の能力の私が、ここまで頑張れていることがすごいことなんだと思っています。

成長マインドセット、についてはもっと奥深いのですが、最近の失敗と過去の経験をつなぎあわせて考える機会があったので、少し記事にしてみました。

「成長マインドセット」こそ私たちのために必須の考え方

確かに、体格や能力の基本機能としての差というのは、個人差が非常に大きいことです。例えば、今から陸上のオリンピック選手を目指したり、ノーベル賞を取りたいと思うことは、非現実的な目標のように感じるでしょう。

「成長マインドセット」というのは、今の自分にとって、そこにたどり着くためのルートがわからないような非現実的な目標を目指すことを意味していません。むしろ、非現実的な目標を立てるというのは、失敗を前提として、自分が努力をしなくていい体のいい言い訳を与えるだけになってしまい、実は「成長マインドセット」とは逆の行動をしているのです。

そのあたりのことも、この本を読んでいただければ、丁寧に書かれていると思います。

とても自分を勇気づけて、モチベーションも上がる本ですので、ご一読いただけたらなと思います。

どうもありがとう。