こんにちは、nonoです。
バイデン政権が、ついにといいますか富裕層(資産100万ドル以上)に対して、投資のキャピタルゲインに対する税率を現在の約20%から2倍の約40%にするという方針が出てきまいた。
コロナ鍋にあっても、大幅な金融緩和や現金給付、および個人投資家の増加によって米国の株式は今のところ絶好調です。米国では、ワクチンの接種も非常に順調に進んでおり、6月ごろには全人口の60%がワクチンを接種でき集団免疫を達成する可能性が高くなっています。
それに伴い、実体経済も回復基調にあるようです。消費を表す様々な指標が、米国の実体経済が予測よりもよくなっていることを示しており、株価上昇の追い風となっています。
一方で、個人投資家の増加については、日本でも米国株投資が流行っていると思います。私も例外ではなく、この1年の間で投資を始めています。やはり、今のところは米国株および債券を中心に投資しています。過去100年以上の長い期間にわたって、世界経済を牽引し右肩あがりの成長を続けている米国経済への魅力は大きいです。
これにより、米国インデックスファウンドETFに投資をしておくことで、難しい経済の知識がなくてもある程度高いパフォーマンスが期待できます。もちろん、過去のデータが未来を表しているわけではないため、そんな保障はないものの、数々の大危機を乗り越えているという実績が、将来性を感じさせます。
逆に言いますと、これほどわかりやすく、選択しやすい投資対象がなければ、今でも投資をすることには大きな迷い、躊躇があったことと思います。
多くのYoutuberの方が紹介してくれていて、さらに自分でも10冊程度の本を読み、改めて投資に挑戦する判断ができました。おそらく、20代、30代の個人投資家が増えていることもあり、私と同じように現状に問題意識を持ち、将来に向けてやるべきことを模索している中で、投資をという選択肢は決して外すことのできないものだと思っているのかな、と感じています。
これらの状況も重なって、多くの資金が米国株を中心に集中しており、今のところ株価はウナギのぼりの状況です。これによって、かなり資産を増やしている資産家も多いようです。
実体経済が回復基調にあるとはいえ、まだまだコロナの影響は強いですから予断は許されないかと思います。さらに、実体経済を支えるために、大幅な財政出動をしていますから、その資金も作る必要があり、その対象として富裕層に焦点が行くことは仕方がないことだと感じます。
今回の増税の対象が、富裕層であり、かつキャピタルゲインであることから、私レベルの個人投資家には影響はないでしょう。
ただし、富裕層は、増税される前に利確するために株を売却することが予測され、その付近で株価の調整局面が来る可能性があります。ある程度、株は下がる可能性があり、個人投資家としては含み損を抱える可能性はあると思います。
しかしながら、個人投資家としての基本戦略としては長期投資であり、一時的な調整局面が来たとしても何も関係ありません。淡々と投資を続けるのみです。
また、この調整局面での株価下落となった時には、絶好の買い場だと考えても良いのではないでしょうか。私は、その調整局面(もちろん必ずあるとは限りませんが)追加投資できるように今はある程度の現金を保持するようにして、追加投資を控えています。
また、キャピタルゲインのみの増税ということもあり、インカムゲイン(配当収入)には増税されないのであれば、その方が長期投資を前提としている私のような個人投資家にとってはありがたいことですね。(資産100万ドルなんてないんから関係ないんですけどね)
皆さんは、米国の増税についてどのようにお考えでしょうか。
米国が増税されるとしたら、追従する形で日本も投資家への増税が議論される可能性はあります。その時には、直接的な私たちの問題になるのです。
米国経済の動きは、世界経済の動きに大きな影響を及ぼしていますから、今後も注目しておき、自分への影響を考えて検討していきましょう。
どうもありがとう。