こんにちは、yukiです。
私は、両親はすでに死別しており、数年前に祖母が亡くなりました。祖母が住んでいたお家が、それから誰も住んでいない空家の状態となっています。
空家の管理や整理は大変ですよね。誰も住んでいないと、家自体も痛んでくるので風通しのために窓を開けてあげたり、家の周りの雑草もぼうぼうと生えてくるので、定期的に草刈りをしたりしないといけません。
もちろんそれだけでは十分ではなくて、痛んできたお家を必要な時には少し補修したりも必要になりますね。あまりにも空家として管理がされていないと判定された場合は、市から「特定空家」として指定されてしまいます。
それから、確か3段階くらいあるのですが、行政の指示(補修や整理など)に従わず放置してしまった場合は、行政執行で空家を買いたいされてしまいます。もちろん、それにかかる費用は登記者に請求されます。
それだったら、最初から自分で家を解体した方が良いのではないかとも思われます。確かに、それが安心な方法ではあるのですが、一般的なデメリットが2つ、そして私の管理している家特有のデメリットが1つありました。
- 解体費用がかかる(私の場合、120〜150万円程度の見積もりでした)
- 固定資産税が上がる
- 私の裏にある家も空家になっていて、その家が目立つと土地が売りにくくなる
1つ目は当然ながら、かなり大きな費用が必要になります。手出しするとやはり100万円以上かかるので、これをどのように工面するかが一番大きな問題です。
2つ目は、更地にすると、土地にかかる固定資産税の軽減税率が廃止されて、約6倍の固定資産税がかかります。もちろん家屋がなくなる分、建屋にかかる固定資産税はなくなるのですが、私の場合でも、計算すると更地での固定資産税は、現状の約3倍になります。
そして3つ目が、隣家にも空家になっているお家があり、そこの痛みが非常に厳しい状態となっていることです。私の管理しているお家は、まだ比較的に外観は綺麗なのですが、裏にあるお家は非常にボロボロです。しかも、私のお家が道路に面しているため、私のお家を解体すると、裏にあるボロボロのお家が非常に目立ってしまい、土地の売却についてかなりデメリットになるとのことでした。
ゆえに、一番良いのは、家がある状態で解体前提で売却を進めることです。定期的にお家を管理しつつ不動産屋さんに相談しながら売却を前提に進めてきましたが、なかなかすぐには決まるものではありませんでした。
それから4年目になって、非常に幸運なことに、祖母の知人の勤める不動産屋さんから連絡をいただき、お家の売却の話が進み始めています。祖母の人柄に好意を持っていただいている方からのお話をいただき、祖母が天国から力を貸してくれたのかな、、と感じました。
人に優しくするのは、人のためならず、自分のためや自分の家族のためにもなるのだなと、強く感じる出来事です。私も、自分の行動をもっと誠実にして、人に対して優しくありたいと改めて強く思います。
お家の売却は、今現在も進行中でしっかり完了させたいと思います。
そのために、お家の荷物の整理も進めているのですが、これがまた大変です。。基本的には何もいらないと思いつつ、念のため大事なものがないかを目で確認しないわけにもいかず、かなり時間がかかります。
本当にお家の整理は大変ですね。
日本は少子高齢化によって、これからますます空家が増えていくことになるので、私の悩みも皆さんときっと共通のものだろうと思います。
今回は、私の状況報告です。売却や整理が完了したら、またご報告します。そこまでにどのような手続きや行動をしたのかも、もう少し具体的に書いて、少しでも参考になる記事が書けたらと思います。
どうもありがとう。